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映画マガジンオンライン 映像コンテンツの最新ニュースとレビュー

松江哲明監督の『ライブテープ』はミュージシャン、前野健太の演奏を74分間、1カットで撮影した。ドキュメンタリータッチで、一見すると行き当たりばったりで撮影されたようにも見えるが、実はきっちりと作りこまれた作品である。元旦の吉祥寺。ギターを持ちながら前野健太 ...

ファッション・デザイナーのトム・フォードが監督した『シングル・マン』は最愛の男性を交通事故で失ったあるホモセクシャルの大学教授が心を取り戻すまでの物語である。英国人大学教授のジョージを演じる主演のコリン・ファースの演技に尽きる。長年のパートナーだった男性 ...

松村浩行監督の「TOCHIKA」は、北海道、根室にあるトーチカを舞台に、男女ふたりだけの登場人物によって描かれるどんよりとした物語である。せりふもカットもストーリーもぎこちない。わざとそうしているのか。それとも単に稚拙なだけなのか。ごう音とともに、トーチカの暗 ...

ほぼ全編に渡って、カメラは時計回りにゆっくりとパンし続ける。フアン・カルロス・ヴァルディヴィア監督の『ボリビア南方の地区にて』は、ボリビアの首都、ラパスに住む上流階級の家族の生活と没落をアクロバティックなカメラワークで描いた。邦題は『ボリビア南方の地区に ...

ドキュメンタリーなのか、それともおとぎ話なのか。メルセデス・モンカーダ・ロドリゲス監督の『人魚と潜水夫』は不思議な作品だ。漁村で生まれたミスキート族のシンバッドはひ弱な子どもだったが、徐々にたくましく成長し、潜水夫となる。スーパーインポーズタイトルで、人 ...

セバスチャン・コルデロ監督の『激情』は本能の赴くままに行動し、人を傷つけたうえ、自滅する男の物語だ。大邸宅という閉鎖された空間で話は展開する。移民の建設作業員、ホセ・マリアはローサと恋人になったばかり。激情家のホセはローサに意地悪する近所の男たちをボコボ ...

付かず別れずというぎこちないふたりが10回目の冬を迎えて、ようやく結ばれる。イタリアのヴァレリオ・ミエーリ監督の『テン・ウインターズ』はゆっくりと成長していく男女の腐れ縁をパッチワーク風に描いた。主演女優のイザベッラ・ラゴネーゼは『見わたすかぎり人生』でも ...

ジェームズ・デモナコ監督の『NYスタテンアイランド物語』は、1つの事件に複雑に関係する3人の人生模様を描く。クエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグズ』や『パルプ・フィクション』でも同じような手法が取られているが、こういう形式は脚本がきっちりと ...

映画のスクリーンって何なのだろう。きっと、人を集めるための魔法の布なのではないか。インドのデーウ・ベネガル監督の『ロード、ムービー』はそんな気にさせてくれるロード・ムービーだ。タイトルは『ロード、ムービー』であって、『ロード・ムービー』ではない。映画のフ ...

東北経済産業局は12日、シンポジウム「地域映画祭を考える〜映画祭等を通じた地域づくりの可能性〜」を開催した。 パネリストは澤田直矢(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、特定非営利活動法人ゆうばりファンタ代表理事)、小川孝行(あきた十文字映画祭実行委員会代 ...

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