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映画マガジンオンライン 映像コンテンツの最新ニュースとレビュー

『アマルフィ 女神の報酬』では、織田裕二がイタリア語の台詞をちゃんと喋っている。イタリアの事件捜査ものなので一応、ジャッロという分類になるだろう。 とにかく、『サスペリア・テルザ』で赤ん坊を川に投げ落とす場所(サンタンジェロ城前)を織田裕二が通り抜けるだ ...

物語の主人公はマイノリティであることが必要だ。 『ミルコのひかり』は二重の意味でのマイノリティを描いている。銃の暴発で視力を失い、盲学校への転校を余儀なくされた少年ミルコ。彼は盲人というマイノリティに属する。 そして盲学校の規律を乱してでも自分の思う通りに ...

アンリ・ラングロワ、そしてマリア・アドリアーナ・プローロ。映画を学ぶ学生であれば、この二人の名前を知らないものはまずいないであろう。言うまでもなく、ラングロアはパリにあるフィルム・ライブラリー、シネマテーク・フランセーズの創設者であり、プローロはイタリア ...

ロブ・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン監督の『刑法175条』(1999)は、ナチスによる同性愛者に対する迫害をインタビュー映像を主軸に描いた作品だ。ユダヤ人に対する迫害はよく知られたところだが、刑法によって同性愛者にも刑罰が課せられていたということはあまり ...

10月17日(土)から25日(日)まで開催される第22回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員長にアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が決定した。イニャリトゥ監督は2000年の第13回東京国際映画祭で処女作『アモーレス・ペロス』でグランプリを受賞。長編映画3作品 ...

16日は午後1時から京橋のフィルムセンターで山本薩夫監督の『田園交響楽』を見る。3幕構成は以下の通り。*****序:北海道に住むクリスチャンの小学校長、日野東作は、身寄りのない盲目の少女を引き取り、雪子と名づけて愛情を注いで育てる。最初は獣のように行動した雪子 ...

「有隣」500号(2009年7月10日号)。巻頭の草笛光子さんの記事には映画祭に関連する記述がある。*****昭和二十九年にヴェネツィア映画祭に行くことになりました。英語が必要だろうと思って、教師として進駐軍の黒人の女性を紹介してもらいました。山手の方にあった彼女の住ま ...

ご近所参加型映画祭をキャッチフレーズにする「船堀映画祭」が10月1日から2日にタワーホール船堀(東京都江戸川区)で開催される。 ...

加藤幹郎「夢見る映画 映画における夢の表象史」『映画の論理』(みすず書房、2005)を読む。**** クリスチャン・メッツの『映画と精神分析』以外に映画と夢を扱った真摯な研究書は見当たらない。映画史上、夢を主題にした最も古い映画の一つの『Let Me Dream Again(もう一 ...

『マチルダ』のストーリーを3幕構成で書いてみると次のようになるだろう。序:悪徳中古自動車セールスマン一家に天才肌の女の子マチルダが生まれる。マチルダは読書が好きで、どんどんと知識を吸収するが、家族はそれを受け入れず、学校にも行かせてもらえなかった。だが、 ...

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