ちょっと興味のあるタイトルなので取り上げてみました。まだ読んでいません。
『利確と損切りのタイミングを読む 成功者の投資術』 持田 有紀子 著 1680円
以下が本の告知用の説明です。
(引用開始)
投資をする上で、損切り(ロスカット)のタイミングを計るのが苦手な人は非常に多い。また同様に、データの上でいくら儲けていようと、利益確定のタイミングを逃してしまう人も多い。そういった悩みを持つ読者に向けて、損切りと利益確定のタイミングのはかり方を丁寧に解説する。
(引用終わり)
というわけで、機械的にロスカットするというのが投資家の心理上は非常に難しいというのは行動経済学、行動ファイナンスにおける定石的な論点なのですが、この本ではどのようにこれを解決しているか。新しいアイデアがあるのかどうか、楽しみです。
利確と損切りのタイミングを読む 成功者の投資術
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『利確と損切りのタイミングを読む 成功者の投資術』 持田 有紀子 著 1680円
以下が本の告知用の説明です。
(引用開始)
投資をする上で、損切り(ロスカット)のタイミングを計るのが苦手な人は非常に多い。また同様に、データの上でいくら儲けていようと、利益確定のタイミングを逃してしまう人も多い。そういった悩みを持つ読者に向けて、損切りと利益確定のタイミングのはかり方を丁寧に解説する。
(引用終わり)
というわけで、機械的にロスカットするというのが投資家の心理上は非常に難しいというのは行動経済学、行動ファイナンスにおける定石的な論点なのですが、この本ではどのようにこれを解決しているか。新しいアイデアがあるのかどうか、楽しみです。
利確と損切りのタイミングを読む 成功者の投資術
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追記:
と、期待して本書を読んでみました。
結論から言えば、取り立ててユニークな方法論や独自の分析が述べられている訳ではありませんでした。
ありきたりな損切りの重要性から始まり、方法論としても、1)はじめから損切りポイントを設定しておく。2)逆指値を使え、3)トレーリングストップを使え・・・などというもう言い尽くされたことばかりに終始するありさま。
要は、損は素早く切り捨て、利は伸ばせ。ということです。リスク管理のためにはどうすべきかという仮説は提示しているものの、それを検証しておらず、記述に具体性もないので説得力がありません。これでは単なる投資精神論のレベルにも達していません。
残念ながら、証券会社で配布しているパンフレットの類いの方がまだましという内容になってしまいました。
と、期待して本書を読んでみました。
結論から言えば、取り立ててユニークな方法論や独自の分析が述べられている訳ではありませんでした。
ありきたりな損切りの重要性から始まり、方法論としても、1)はじめから損切りポイントを設定しておく。2)逆指値を使え、3)トレーリングストップを使え・・・などというもう言い尽くされたことばかりに終始するありさま。
要は、損は素早く切り捨て、利は伸ばせ。ということです。リスク管理のためにはどうすべきかという仮説は提示しているものの、それを検証しておらず、記述に具体性もないので説得力がありません。これでは単なる投資精神論のレベルにも達していません。
残念ながら、証券会社で配布しているパンフレットの類いの方がまだましという内容になってしまいました。