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最強のふたり

10月22日から開催されていた第24回東京国際映画祭が30日閉幕した。クロージングセレモニーでは各賞の受賞作品と受賞者が発表され、最優秀作品賞に当たる東京サクラグランプリにはエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュ監督のフランス映画『最強のふたり』が選出された。賞金として5万ドルが贈られる。

同映画祭の劇場観客動員数は4万1648人。上映作品数は128本、総上映回数は315回だった。同時開催されていたマーケットTIFFCOMなど、共催および提携企画の動員数は17万2231人。グリーンカーペットやアリーナなどのイベントには約2万人が訪れた。


審査員特別賞には沖田修一監督の『キツツキと雨』、最優秀監督賞には『プレイ』のリューベン・オストルンド、最優秀女優賞には『アルパート・ノップス』のグレン・クローズ、最優秀男優賞には『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼとオマール・シーが選ばれた。

観客賞にはシルヴァン・エスティバル監督の『ガザを飛ぶブタ』が選ばれた。