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東京フィルメックス事務局は8日、11月19日(土)から27日(日)まで開催された映画祭「第12回東京フィルメックス」の総合入場者数などの開催結果を発表した。

それによると、今回の総合入場者数は1万8559人と前年の1万7089人から1958人増加。昨年は会期終了後も続く関連特集上映を実施したが、今年は実施せず、映画祭期間中の総合入場者数は微増だった。東劇会場の「相米慎二のすべて」は、全13回の平均入場者数が258人と、特集上映の動員としては異例の数を確保した。
◎劇場観客動員数(実数):16,768人(前年=17,554人)
◎サイド・イベント:1,791人(前年=1,493人)
◎上映作品本数=全40作品
◎登壇ゲスト数(のべ):計84人

受賞結果は以下の通り。

◎最優秀作品賞:『オールド・ドッグ』 (2011年/中国)監督:ペマツェテン
◎審査員特別賞コダック VISION アワード:『ムサン日記〜白い犬』(2010年/韓国)監督:パク・ジョンボム
◎観客賞:『アリラン』 (2011年/韓国)監督:キム・ギドク
◎学生審査員賞:『東京プレイボーイクラブ』 (2011年/日本)監督:奥田庸介
◎タレント・キャンパス・トーキョー2011 最優秀企画賞「Song of The Mulberries」(中国)シャン・ゾーロン

また、「限定!川島パラダイス♪」上映4作品のうち、『洲崎パラダイス 赤信号』『昨日と明日の間』の2本に『幕末太陽傳』を加えた川島雄三監督の3作品が2012年2月に開催されるベルリン国際映画祭フォーラム部門にて上映されることが決定した。