beppu

 「第6回別府日韓次世代映画祭」が、2014年3月28日から30日まで、大分県別府市中央公民館で開催される。日本初の3本、九州発の2本を含む8作品を上映するほか、監督や俳優のトークイベントを行う。

 第6回目を迎え、映画祭執行部を強化。ゲストや映画の選定を手掛ける執行委員長には、韓国映像派の巨匠イ・ミョンセ監督が就任。あらたに映画祭顧問に国民俳優のアン・ソンギとカン・ハンソプ(ソウル芸術大学教授、元韓国映画振興委員会委員長)が就任した。韓国映画評論家協会からの全面的なバックアップも得た。

 28日午後6時からは性暴力を描いた『ソウォン(願い)』(イ・ジュニク監督)を上映、主演女優のオム・シウォンが挨拶する。

  29日の夜には、来日ゲストが総出演し、別府市中央公民館の建物内外で、日本の映画ファンと飲食しながら交流する。入場料1000円(飲食費は別途負担)。

  日本初公開の韓国歴史巨編「観相」(原題、大鐘賞作品賞)は29日午後1時50分から、社会派アニメ映画「サイビ」は30日午後1時10分からそれぞれ上映する。ドイツ映画「北朝鮮強制収容所に生まれて」(ジュネーブ人権映画祭グランプリ)は30日午前10時20分から特別上映する。


スケジュール
【3月28日】
午後2時 「夏がはじまる」=九州初上映
午後3時20分 「父のこころ」=6月公開を先行上映
午後6時 青龍映画祭作品賞の「ソウォン」=今夏公開を先行上映
【29日】
午前9時半 日韓学生合作映画「8月の小さな物語」=日本初上映、無料
午前11時15分 青春映画「建築学概論」
午後1時50分 「観相」=日本初上映
午後5時40分 「日韓映画交流の夕べ」
午後6時40分 「ゲスト交流会」=飲食費自己負担
【30日】
午前10時20分 特別上映「北朝鮮強制収容所に生まれて」(ドイツ映画)=九州初上映
午後1時10分 「サイビ」=日本初上映