食べ物や農業などに関する映画を特集上映する「食と農の映画祭2015inひろしま」が28日、広島市中区八丁堀のサロンシネマを会場にして始まった。ステーキハウスをめぐる旅を追ったドキュメンタリー『ステーキ・レボリューション』や食産業の実態を描いた『パパ、遺伝子組み換えってなぁに？』など11本を上映、音楽ライブやトークショーも連日開かれる。12月4日まで。

期間中、ロビーでは日替わりで農家や生産団体などによる産直市「キネマルシェ」が開催される。この映画祭は2009年に始まり、今回で7回目。初年度の観客動員は1200人だったが、前回は3000人にまで増えたという。

初日の28日は『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の上映に先立ち、午後2時からユニット「ノエル」と趙栄春氏による二胡の演奏が披露された。


（2015年11月28日、サロンシネマ）（矢澤利弘）