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 フランス映画の話題作を上映するフランス映画祭2016が、6月24日(金)から27日(月)までの4日間、東京・有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ日劇を会場に開催される。オープニング作品でカトリーヌ・ドヌーブの最新作『太陽のめざめ』を皮切りに13本を上映する。

 上映されるのは、クロード・ルルーシュ監督の最新作『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』や家族の絆を描く『めぐりあう日』、『ミモザの島に消えた母』、実際の授業から生まれた『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』など。今年1月に逝去したヌーベルバーグの映画監督ジャック・リベットを追悼し、長編処女作『パリはわれらのもの』をデジタルリマスター版で上映する。

 このフランス映画祭は、すでに日本での劇場公開が決定している作品の上映がほとんどであるため、新作をいち早く見ておきたいというファンにとっては絶好の機会になりそうだ。(写真は『太陽のめざめ』)

公式サイト
http://unifrance.jp/festival/2016/

(矢澤利弘)