スタッフ2


7月16日(土)から24日(日)までの9日間、埼玉県川口市のSKIPシティほかを会場に、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016が開催される。今回で13回目となる同映画祭では、オープニング上映の『話す犬を、放す』(熊谷まどか監督)を皮切りに、長編部門(国際コンペティション)12作品、短編部門(国内コンペティション)12作品、アニメーション部門(国内コンペティション)12作品、特別招待作品2作品、シネマ歌舞伎1作品、長編アニメーション2作品、バリアフリー上映1作品を上映する。

オープニング作品は、若手の熊谷まどか監督を抜擢して映画祭が製作、認知症をテーマにつみきみほ、田島令子が出演している。特別招待作品としては、今年のベルリン国際映画祭で撮影監督のリー・ピンビンが銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞したラブストーリー『長江図』(ヤン・チャオ監督)と中国・ドイツ合作のラブコメディ『I PHONE YOU』(タン・ダン監督)を日本初上映する。

長編部門では、世界中の新鋭による注目作品12本、短編部門では国内作品12本を上映する。そのほか、アニメーション部門では12本が競い合うほか、昨年ヒットした『バケモノの子』と『心が叫びたがってるんだ。』を上映する。日本語字幕、音声ガイド付きで『海街 diary』をバリアフリー上映する企画もある。

(矢澤利弘)