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広島銀行の「カープを応援しよう!定期預金」が20日、募集総額の700億円に到達し、広島銀行は募集を終了した。3月1日に販売開始し、7月31日まで取り扱う予定だったが、申し込みのペースが早く、終了予定を3カ月以上前倒しした。

 たまたま20日に広島銀行を訪れた広島市の主婦は、窓口の行員からこの定期預金の募集がその日までだと聞いた。野球には関心がなく、カープを熱心に応援しているというわけではなかったが、募集最終日に窓口に来たのも何かの縁かもしれないと思い、この定期預金の申込みをしたという。

 

「カープを応援しよう!定期預金」は、カープの主催ゲーム観客動員数と、レギュラーシーズンの成績をもとに金利が上乗せされる。預金者はおのずとカープの応援にも身が入ることになることになる。

 観客動員数については、2016年のレギュラーシーズンで216万人を超えているので、2017年も同じかそれ以上の観客動員数が見込まれる。また、カープは今季開幕以来、好調で20日現在、12勝5敗1引き分けでセリーグ首位。

  

広島の人々の地元球団カープに対する愛情は「カープを応援しよう!定期預金」の人気にも現れているようだ。

 

(2017年4月20日、 城所美智子)