海上につるした巨大スクリーンで映画を上映する「うみぞら映画祭２０１７」が19日から21日まで、兵庫県洲本市の大浜海岸など同市内３会場で開催される。期間中８作品（長編５本、短編３本）を上映し、20、21日の日中には同海岸の特設ステージで淡路島のバンドが出演する「うみぞら音楽祭」も開かれる。

　大浜海水浴場の「海の映画館」では、波打ち際に縦５メートル、横10メートルのスクリーンをクレーンでつるし、夕刻以降、ディズニーの最新作『モアナと伝説の海』を3日間上映する。近くの映画館「洲本オリオン」では、「淡路島短編映画祭」の優秀作品3本、『あったまら銭湯』、『瀬戸内少年野球団』。洲本市文化体育館では『ゆずの葉ゆれて』、『オケ老人！』を上映する。

　20日の午後５時10分からは『あったまら銭湯』の主題歌や挿入歌を手掛け、「神戸のゴキブリ／日本最古の青春パンクバンド」の異名をとる「ガガガSP」が音楽祭のトリを務める。淡路島グルメを提供するフードブースも併設される。

　映画祭のチケットは19日が大人1500円、20日と21日は大人2000円（3会場の通し券）。音楽祭の入場は無料。

（矢澤利弘）