全国を巡回している「ムーミン絵本の世界展」が11日、広島県広島市中区の広島三越で始まった。原作者であるフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの残した3冊のムーミンの絵本をパネルと映像で紹介。トーベの世界観を引き継いだ作家リーナとサミ・カーラ夫婦が書き下ろした新作絵本の原画約80点を展示している。
展覧会には、トーベによるオリジナルな絵本や映像とも比較しながら新作絵本の制作過程を紹介するコーナーも。ムーミンに登場するキャラクターのイラストをデザインしたマグカップや小物などの販売もある。入場料は一般500円、小・中学生300円。23日まで。
(2017年7月11日、広島三越8階催物会場)(矢澤利弘)