15日から埼玉県川口市で始まったSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017で、堀江貴大監督の『ANIMAを撃て!』がオープニング上映され、堀江監督(29、写真左)と主演の服部彩加(23、中央)、小柳友(28、右)が舞台挨拶した。

『ANIMAを撃て!』は、昨年の同映画祭長編部門に監督作品『いたくても いたくても』がノミネートした堀江監督が一人の女性ダンサーの成長を描いた作品。コンテンポラリーダンスとドラムの組み合わせが題材となっている。

堀江監督は、コンテンポラリーダンスを題材に選んだ理由について「コンテンポラリーダンスはなんでもありというか、表現の幅の広さにすごく惹かれた」と説明した。服部彩加にとっては、映画初出演だったため、プレッシャーも感じたというが、「堀江監督が私の殻を破るという特訓をたくさんしてくださって、時には監督と振り付けの方との本気の取っ組み合いを30分したことがあった。激しすぎて、監督は足の小指にヒビが入ってしまった」と裏話を明かした。また、小柳友は「ドラムは自分が唯一、一生続けていきたいと思っていたものだったので、それと改めて向き合うというのは考える部分もあった」と振り返った。


(2017年7月15日、SKIPシティ映像ホール)(矢澤利弘)