
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で16日に上映された西口洸監督の『EDあるいは(君がもたらす予期せぬ勃起)』は、母親の裸をみて勃起したことが原因でED(勃起不全)になってしまった少年の悩みと美少女転校生との短く淡い恋愛を描いた作品だ。
この映画を作ったきっかけは、西口監督自身が心因性の頻尿で「なかなか人に理解されない。EDも同様だと思い、この映画を作った」。こだわりのシーンは「犬に舐められる性器目線のカット」だと笑った。
この映画は大阪芸術大学の卒業制作作品で、西口監督の次回作は短編映画で、現在は編集中とのことだった。
(2018年3月16日、合宿の宿ひまわり体育館、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018)(矢澤利弘)