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世界的規模のアニメーションの世界祭である広島国際アニメーションフェスティバルが23日に開幕し、午後5時半から開会式が行われた。

冒頭、集中豪雨による災害の犠牲者に対して参加者全員による黙とうが捧げられたあと、松井一実広島市長(広島国際アニメーションフェスティバル実行委員会会長)が挨拶した。

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松井一実市長

続いて、国際名誉会長のクリヨウジ氏が登壇。1985年に第1回のアニメーションフェスティバルが創設された当時の知られざるエピソードを披露した。アニメーション作家のクリ氏と木下蓮三氏が映画祭の創設を説得するために広島市長に会いに行ったところ、当時の市長はアニメーションを知らなかったのだという。

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クリヨウジ氏


続いて、木下小夜子フェスティバル・ディレクターが大会の概要を説明した。今回の映画祭では、人口130万人の小国エストニアを特集する。木下氏はエストニアは小国だが、アニメーションの世界では大きな国だと説明し、同国のアニメ作品の魅力を語った。

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木下小夜子フェスティバル・ディレクター

開会式の最後には、広島ジュニアマリンバアンサンブルの演奏があり、映画祭は、引き続きコンペティションの公開審査に移った。


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広島ジュニアマリンバアンサンブルの演奏


(2018年8月23日、広島市中区、JMSアステールプラザ)(矢澤利弘)