(左から審査員の高橋ヨシキ氏、伊東美和氏、屑山屑男氏、古澤健氏、主催者の文園太郎氏)第3回学生残酷映画祭が11日、東京・阿佐ヶ谷の阿佐ヶ谷ロフトAで開催され、上映6作品のなかから佐藤周監督の13分の作品『へんたい』がグランプリと観客賞をダブルで受賞した。谷口一 ...
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【映画祭の愉しみ】残酷映画が正しく評価される場所を作りたい、「学生残酷映画祭」、12月11日に阿佐ヶ谷で
主催者の文園太郎さん(左)と大学の後輩でスタッフの屋久大樹さん(右)(11月13日) 第3回学生残酷映画祭が12月11日に東京・阿佐ヶ谷の阿佐ヶ谷ロフトAで開催される。この映画祭は、大学、専門学校生の作品を募集し、上映するという自 主制作映画祭の1つだが、募集作品はすべ ...
国際水映画祭2011、日本で初めての「水」をテーマにした国際映画祭、12月3日と4日に国連大学で
日本で初めての「水」をテーマにした国際映画祭である国際水映画祭2011が、12月3日と4日に東京・渋谷の国際連合大学を会場に開催される。6つのテーマで21作品を上映する。参加費は、前売券が1日券2000円、2日通し券3000円。当日券は1日券2500円。高校生以下は無料(要予 ...
園子温監督の最新作『恋の罪』がカンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品
(c)2011「恋の罪」製作委員会1月末に公開し大ヒットした『冷たい熱帯魚』の園子温監督の最新作『恋の罪』が、5月11日から22日まで開催される第64回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品されることが決まった。21世紀直前に起きた渋谷区円山町ラブホテル街の事件を巡り ...
「村にゾンビ映画の撮影隊がやってきた」、役所広司、小栗旬の初共演、沖田修一監督の『キツツキと雨(仮)』撮影開始
『南極料理人』の沖田修一監督のメガホンで、役所広司と小栗旬が出演するヒューマンドラマ『キツツキと雨(仮)』の撮影が3月29日から開始されている。ある日、ゾンビ映画の撮影隊が山村に現れた。迷惑も顧みず、我が物顔で村人を巻き込んでゆく撮影隊に村はとまどい気味だ。 ...
中村獅童、映画『鬼神伝』のヒット祈願で京都の神泉苑で祈祷式
中村獅童が7日、アニメ映画「鬼神伝」(4月29日より全国ロードショー)のヒットを祈願し、京都の神泉苑で開かれた祈祷式に参加した。同作は鬼対人が戦う1200年前の京都にタイムスリップした15歳の少年が、謎の僧侶から自分が神聖なる力を持った「救いの御子」であることを告げ ...
『黄色い星の子供たち』、フランス政府による秘められた史上最大のユダヤ人一斉検挙
この映画を語るには、「黄色い星」とは一体何を意味するかから始めなければならない。黄色い星とは、ナチスの支配下にあったフランスでユダヤ人が衣服の胸に付けることを義務付けられた印のことである。ローズ・ボッシュ監督の『黄色い星の子供たち』は、1942年にフランス政 ...
『孤高のメス』の成島出監督、「押し付けるのではなく、テーマが静かに浮かび上がる映画にしたかった」
(成島出監督、2010年2月27日撮影)映画『孤高のメス』は、現役医師・大鐘稔彦氏によるベストセラー小説を映画化した作品で、医療現場の問題を正面から取り上げている。成島出監督がこの作品を撮ることになったのは、プロデューサーから原作を読んで欲しいと言われたことがき ...
『コリン』、映画は必ずしも安かろう悪かろうというわけではない。異色のゾンビ映画
わずか6000円弱で作られたというふれこみのゾンビ映画。マーク・プライス監督の『コリン』は粗いビデオカメラの映像で全編が撮られている。通常のパターンのゾンビ映画だと、ゾンビがふらふら歩いているなかを、生き残った人間たちがサバイバルを賭けて行動する。だが、この ...
『ゴースト もう一度抱きしめたい』、中途半端な展開が惜しい
リメークにしては中途半端。大谷太郎監督の『ゴースト もう一度抱きしめたい』はブルース・ジョエル・ルービン脚本のアメリカ映画『ゴースト ニューヨークの幻』のリメークである。ただ、日本版に翻案するにしては中途半端なのである。陰謀に巻き込まれて命を落とす男性を ...
『クロッシング』、三人の刑事の個別のエピソードがある事件で収束する
個性ある三人の刑事。彼らの人生模様が交錯する。アントワン・フークア監督の『クロッシング』は無関係に行動してきた三人の刑事がある事件で結びつけられる。だが、彼らは依然として、他の二人を認識することはない。個々の無関連なエピソードが最後に結びつくというのは、 ...
『ゲスト』、映画祭を巡りながら現地の人々を日記の形態で記録することで何かが見えてくる
© Versus Entertainment. Except the portrait of Jose Luis Guerin: © Victor Ericeホセ・ルイス・ゲリン監督の『ゲスト』は、各国の映画祭を巡りながら、その地で触れあった人々を日記の形態で記録していったドキュメンタリーである。といっても、映画祭そのものの華やか ...
『彼女が消えた浜辺』、イラン映画という冠はもはや不要
イラン映画という冠はもはや不要だろう。アスガー・ファルハディ監督のイラン映画『彼女が消えた浜辺』は、ある女性が忽然と消えたことをきっかけにして、残された人々の間で起こる心理ドラマを描いている。人物描写に力点を置いた前半は単調でテンポを欠く。だが、子供が海 ...
『クライメート・レフュジーズ−環境難民−』、すべての紛争の根本には資源の奪い合いがある
地球温暖化による環境変化は人々を難民にする。マイケル・P・ナッシュ監督の『クライメート・レフュジーズ』は、海水面の上昇による島嶼国ツバルの水没の危機やバングラデシュの水害などを通じて、環境災害に対する問題意識を提起する。映画は、有識者へのインタビューを主 ...
『子供の情景』、アフガンの子供の行動を通じて大人の愚かさを描く。
ハナ・マフマルバフ監督の『子供の情景』は、子供の行動を通じて大人の愚かさを描く。アフガン人の6歳の少女バクタイは学校に通うために悪戦苦闘する。ノートを買うために卵を市場で売ったり、卵をパンに取り替えてもらったり。鉛筆は買えなかったが、なんとかしてノートを買 ...
『クトゥルーの呼び声』、モノクロ&サイレントで撮られた映像が雰囲気を盛り上げる
ラブクラフトの原作に忠実な映画化。アンドリュー・レマン監督の『クトゥルーの呼び声』は、2005年製作だが、モノクロかつサイレントで撮られている。それが、原作の物語世界に近い雰囲気を醸し出している。だが、サイレント時代に撮られた映画ではないので、どうしても新し ...
『巨大生物の島』、とにかく巨大化したネズミを見せるための映画
ニワトリ、芋虫、蜂、ネズミ。大抵の生き物は巨大化すれば怖い。バート・I・ゴードン監督の『巨大生物の島』は、巨大化した動物の気持ち悪さをひたすら堪能すればよい映画だ。都会から来た主人公。田舎の排他的な夫婦。金儲け主義の資本家。巨大生物をメインにして、こうした ...
『吸血鬼ゴケミドロ』、閉鎖系パニック映画の快作
真っ赤な空をミニチュアだと一目で分かる飛行機が飛ぶ。『吸血鬼ゴケミドロ』は、閉鎖された空間で生き残りを賭けたパニック映画だ。山奥に不時着した飛行機の乗客たち。一人の乗客に地球外生命体が寄生し、他の乗客たちを襲っていく。『デモンズ』と同じ構造の作品だ。そし ...
『カラフル』、ごく平凡な日常を普通に過ごすことがいかにすばらしいことか。
ごく平凡な日常を普通に過ごすことがいかにすばらしいことか。原恵一監督の『カラフル』は、決して悪い映画ではない。だが、今ひとつ突き抜けないのはなぜなのか。原作は森絵都。一番記憶に残ったのは、玉電のエピソードだったりする。友人同士が強い目的もなく、だらだらと ...
『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』、相変らずの犬猫版007。大真面目にバカをやるからこそ偉大なのだ。
007を犬に置き換えたらどうなるか。ブラッド・ペイトン監督の『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』は、大真面目に犬たちのスパイ合戦を描いている。オープニングのタイトルバックからして、007シリーズのような妖艶さだ。単独プレーで突っ走る犬が警察犬を首になり ...



















