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カテゴリ:ブックレビュー

 著者のジョン・バダムは、1977年の『サタデー・ナイト・フィーバー』で名声を確立し、『ウォー・ゲーム』『ブルーサンダー』などのヒットを放った映画監督である。ベテラン監督といってもよいだろう。共著者のクレイグ・モデーノはジャーナリスト兼映像作家である。この二 ...

映画宣伝ミラクルワールド 東和ヘラルド松竹富士独立系配給会社黄金時代斉藤 守彦 洋泉社 2013-10-29by G-Tools サーカムサウンド、メモリアル・セミテル保証、ビジュラマ・・・。一体これらは何なのだろう? おそらく実際に映画を撮った監督たちに、これらの言葉の意味を ...

「ローマの休日」を仕掛けた男 - 不屈の映画人ダルトン・トランボ [単行本]ピーター・ハンセン中央公論新社2013-05-09赤狩りで追放されたが、偽名でB級映画を作り続け、『スパルタカス』『ジョニーは戦場に行った』などの名作で甦った脚本家ダルトン・トロンボの生涯と彼の ...

『コンテンツ産業論−文化創造の経済・法・マネジメント』(河島伸子著)は、入門者が短時間でコンテンツ産業全体を把握するのにはよいのではないか。目次は以下のとおりである。第I部 文化経済とコンテンツ産業第1章 文化経済とコンテンツ産業入門第2章 コンテンツ産業政 ...

加藤幹郎「夢見る映画 映画における夢の表象史」『映画の論理』(みすず書房、2005)を読む。**** クリスチャン・メッツの『映画と精神分析』以外に映画と夢を扱った真摯な研究書は見当たらない。映画史上、夢を主題にした最も古い映画の一つの『Let Me Dream Again(もう一 ...

とにかくホラーのことがこんなに楽しく語られていると、なんだかウキウキしてしまいます。ホラーはわいわいと楽しみながら見るのが正解。だって、映画の中の恐怖はしょせん作り物なんですから。著者である綾辻行人さん、牧野修さんお二人の交換日記のような形式のネット上の ...

前作、「ライトノベル作家のつくりかた」の第2弾というか続編である。今回もプロとして活躍しているライトノベル作家のインタビュー集を冒頭に配置し、いわゆるライトノベルの書き方指南ではなく、新人賞への応募方法などの作家デビューの方法論とデビューしてからいかにサバ ...

マニアというものはよりコアで重箱の隅をつつくような内容を求めるものだ。だが、分かりやすい内容で幅広く映画を紹介するガイドブックがあってもよい。だがら、マニアが入門書を取り上げて、「こんなのみんな知っている内容だよ」などと言ってみたところで仕方がない。 本書 ...

本書は「ライトノベル作家のつくりかた」というタイトルになっているとおり、ライトノベルの書き方のハウトゥ本ではない。プロとして活動しているライトノベル作家へのインタビュー集である。よくある小説の書き方といった類いの本であれば、著者の方法論の押しつけとなって ...

「映画批評のリテラシー」は、批評の読み方と批評の書き方の本である。映画論における重要な映画本20冊の紹介、歴史に名だたる映画批評家たちの紹介のあと、映画批評の着想法が様々な論者によって紹介されている。ネット上には映画レビューが氾濫している。その多くが理論的 ...

「よくわかる映像コンテンツ制作入門」は、映像論からスタートし、シナリオなどの制作準備、収録、編集、特殊映像、映像システムと規格という流れで、映像を作り、それを見てもらうまでの基礎的な技術と知識がコンパクトにまとめられている。現場で経験的に学ぶことがらを手 ...

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