東京国際映画祭コンペティション:「ボリビア南方の地区にて」、ゆっくりと時計回りに回転するカメラが、上流階級の没落を見続ける。 2009年10月19日 00:45 ほぼ全編に渡って、カメラは時計回りにゆっくりとパンし続ける。フアン・カルロス・ヴァルディヴィア監督の『ボリビア南方の地区にて』は、ボリビアの首都、ラパスに住む上流階級の家族の生活と没落をアクロバティックなカメラワークで描いた。邦題は『ボリビア南方の地区に ...