10月30日(土)から11月8日(月)まで開催される第34回東京国際映画祭はこのほど、コンペティション部門の審査委員長をフランスの女優イザベル・ユペールに決定したと発表した。一昨年のチャン・ツィイーに続き、女性の審査員長となる。その他の審査員(全5名予定)について ...
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東京国際映画祭、コンペ作品に邦画が2本選出
半世界 c2018「半世界」FILM PARTNERS愛がなんだ c2019映画「愛がなんだ」製作委員会10月25日に開幕する東京国際映画祭のコンペティション部門で上映される16本のうち日本映画が2本選出された。コンペ部門では全世界から応募された1829本の中から選定された作品を上映し ...
『サッドヒルを掘り返せ』、したり顔で「ロケ地観光による地域活性化」だなんて言ってる奴は消えろ、これが真の聖地づくりだ、東京国際映画祭
「まさかこんな大きな劇場でかけてもらえるとは思わなかった」。『サッドヒルを掘り返せ』のギレルモ・デ・オリベイラ監督は東京国際映画祭の質疑応答で2日、このように話し始めた。 『サッドヒルを掘り返せ』は、マカロニ・ウエスタンの名作『続・夕陽のガンマン ...
坂本龍一トークイベント「映像に力があれば、映画音楽はいらない」、東京国際映画祭
東京国際映画祭でSAMURAI賞を受賞した音楽家の坂本龍一が1日、若手のクリエーターを対象にしたセミナー形式のトークイベントを東京・港区の六本木アカデミーヒルズで行った。映像と音の関係をテーマに、手がけてきた ...
『グレイン』、近未来の物語に込めた難民問題や分断する社会問題、東京国際映画祭
遠い将来のことだと思っていたことが予想以上の速さで現実社会に近づいてきていると感じたことはないだろうか。トルコのセミフ・カプランオール監督の『グレイン』は、近未来の物語を通して、現代社会の矛盾に対する見る人々の意識を覚醒 ...
『サーミの血』(『サーミブラッド』)、生きることは学ぶこと、人種差別に立ち向かう少数民族の少女の物語
いつの時代にも、どんな場所にも差別は存在する。虐げられた者たちはチャレンジすることをあきらめなければいけないのか。アマンダ・ケンネル監督の『サーミ・ブラッド』(劇場公開題『サーミの血』)は、トナカイ飼育を行う少数民族の少女の生きざまを描く。サー ...
『浮き草たち』、爽やかなボーイミーツガール、行き詰まった二人は常に走り回る、東京国際映画祭
この映画の男と女は常に走り回っている。東京国際映画祭のコンペティション部門で上映されたアダム・レイン監督の『浮き草たち』は、何かに行き詰まり、常に動かざるを得ない男と女の出会いを描く。 いわゆるボーイ・ミーツ・ガールものに分類されよう。若きシェフのダニ ...
『イニスフリー』、ジョン・フォードの『静かなる男』ロケ地を巡る実験的記録映画
ホセ・ルイス・ゲリン監督の『イニスフリー』(1990)はジョン・フォードが『静かなる男』を撮影したアイルランドのイニスフリーを巡るドキュメンタリーである。村人たちは撮影当時のようすを何度も振り返る。ジョン・ウェインはどんなことをしていただとか、ジョン・フォー ...
東京国際映画祭、25回目の今年は10月20日から9日間
2011年の東京国際映画祭のようす日本最大の映画祭、東京国際映画祭が10月20日から28日まで六本木ヒルズをメーン会場に、都内の各劇場と施設・ホールで開催される。25回目の迎える東京国際映画祭は日本唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭として、1985年から開催されて ...
東京国際映画祭のマーケット部門会場をお台場へ移転
東京国際映画祭と併催されるマルチ・コンテンツマーケットTIFFCOM2012は、従来の六本木ヒルズからお台場のホテルグランパシフィック LE DAIBAへ会場を移転して開催されることが決まった。TIFFCOMは今年で9年目。使用会場面積の限界により、次年度以降のスペースの確保が難 ...
東京国際映画祭、グランプリは『最強のふたり』、審査員特別賞に『キツツキと雨』
最強のふたり10月22日から開催されていた第24回東京国際映画祭が30日閉幕した。クロージングセレモニーでは各賞の受賞作品と受賞者が発表され、最優秀作品賞に当たる東京サクラグランプリにはエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュ監督のフランス映画『最強のふたり』が ...
東京国際映画祭、審査委員にファン・ビンビン、小林政広ら5人が決定
審査委員長のエドワード・R・プレスマン第24回東京国際映画祭のコンペティション審査委員5人が決定した。9月21日に開かれた同映画祭の記者会見では審査委員長の映画プロデューサー、エドワード・R・プレスマン以外の4人は未定となっていた。 このほ ...
東京国際映画祭、審査員選びが難航、原発事故で「東京に対する不安感がある」
(依田巽チェアマン、沖田修一監督、役所広司、高井英幸ユニジャパン理事長) 10月22日から30日まで開催される第24回東京国際映画祭の記者会見が21日、東京・港区の六本木ヒルズで開かれ、コンペティション出品作品などの概要が発表された。 コンペティション部門の審査 ...
カンヌ国際映画祭で世界の映画祭が日本を応援、支援感謝の”ARIGATO NIGHT”を開催
映画『一命』プロデューサーのジェレミー・トーマス(左から2番目)、依田チェアマン(左から3番目)ら、リストバンドを着けた各国映画祭ディレクター・映画人13日(金)夜(日本時間14日)、カンヌ国際映画祭にて第24回東京国際映画祭・TIFFCOM主催のイベント「ARIGATO NIGHT( ...
東京国際映画祭、日本を代表する巨匠監督たちに愛された女優、「香川京子と巨匠たち」を特集上映
『近松物語』(1954年)10月22日(土)から30日(日)まで開催される第24回東京国際映画祭で、数々の巨匠監督たちに愛された名女優、香川京子の特集上映「香川京子と巨匠たち」が東京国立近代美術館フィルムセンターとの共催で行われる。香川さんは溝口健二、小津安二郎、黒 ...
第24回東京国際映画祭、コンペティションのエントリーを4月20日に開始
写真は前回の第23回東京国際映画祭第24回東京国際映画祭は、予定どおり今年の10月22日(土)から31日(日)まで開催される。それに伴い、コンペティション部門のエントリーが4月20日に開始される。東京国際映画祭のコンペティションでは、現在世界の第一線で活躍する多くの監 ...
東京国際映画祭、グランプリはイスラエル映画『僕の心の奥の文法』に、新藤兼人監督『一枚のハガキ』は審査員特別賞
© Libretto Films - Norma Productions 31日午後2時から東京・港区のTOHOシネマズ 六本木ヒルズのスクリーン7で、東京国際映画祭のクロージングセレモニーが開かれ、コンペティション部門のグランプリである東京サクラグランプリにはニル・ベルグマン監督のイスラエル映画『 ...
『ブライトン・ロック』、誰も信じない男とすべてを信じる女の対比と顛末
© 2010 StudioCanal S.A/UK Film Council/BBC テンポの良さが心地よい。ローワン・ジョフィ監督の『ブライトン・ロック』は誰も信じない男とすべてを信じる純粋な女の顛末である。相反する二人の人生が対比されている。悪の塊のような若者と無垢の女性。隙のない編集で見せ ...
東京国際映画祭、観客賞は『サラの鍵』、フランスのユダヤ人迫害を描いたベストセラーの映画化
30日午後3時半から東京国際映画祭コンペティション部門の観客賞の授賞式が六本木ヒルズのムービーカフェ行われ、ジル・パケ=ブレネール監督の『サラの鍵』が栄冠を得た。観客賞は、コンペティション部門の15作品を対象に一般客に投票を募り、最も多くの支持を得た作品に贈ら ...